クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2023に向けた新シューズのデザインミーティング@LABO日本橋

はじめまして!

商品企画を担当しているジャンボ・コバヤシです!

先日、2023年度のクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー世界大会に向けて、新しい日本代表チームのメンバーの皆さんをLABO日本橋にお招きして、フィッティングも兼ねて日本代表オリジナルシューズの新デザインミーティングが行われましたので、そちらの模様をお伝えいたします!

2021年度大会で見事銀メダルを獲得した日本代表チームの興奮さめやらぬ中、既に厳しい国内予選を勝ち抜いた3選手の2023へ向けた活動は始動しております。

2023日本代表チーム 左から

高橋 萌さん (インターコンチネンタル東京ベイ )

鈴鹿 成年さん (株式会社シュゼット・ホールディングス )

柴田 勇作さん (KITO DESIGN HOLDINGS 株式会社)

まず店頭に並ぶ、数あるモデルの中から実際に手に取ってもらい、その場でフィッティングしていただき、ベースとなるデザインを決めていただきました。

その結果、今回は「MARATHON-L(マラソン・レザー)」をベースに新デザインを作成していくことが決定!

10時間の競技時間を共に戦っていく世界大会専用のPATRICKシューズ。

見た目はもちろんですが、履き心地にもこだわっての決定となりました。

ここで商品企画を担当している僕より、フィッティングの際の大事なポイントをご紹介します。

それは靴の着脱の際に毎回、靴紐で調整をすることが重要だということです。

多くの靴のかかと部分には芯材が使われており、靴紐を解かず着脱を繰り返すと、芯材が変形してフィッテイングが緩くなってしまったり、型崩れの原因になってしまいます。

そのため少し面倒ですが「靴を脱ぐときは紐を緩める、履くときは締める!」ということを徹底するだけでも、靴を良い状態で長く履いて頂くことができますよ!

入念なフィッテイングの後は、様々な商品の色や仕様を参考にしていただきながら、選手達のご要望をイラストにしてデザイン案を練ったりと、アイディアを膨らませていきました。

「前回と違うモデルにしたい!」、「ソールの配色で日本国旗みたいにしよう!」、「やっぱりゴールドは入れたいよね。」 など、話が進むにつれて、みなさんのこだわりを感じる様々なご要望が出てきて、ミーティングも白熱しました!

普段はスイーツを作っている方を思い浮かべることは殆どなく、食べてしまう僕ですが、実際にパティシエの皆さんとお会いして、気さくな人柄、職人のこだわりに触れることができました。わずかな時間でしたが、貴重なお時間をありがとうございました。

次の大会こそは、金メダルを獲得できるようにパトリックも全力でサポートさせていただきます!2023年度バージョンのスペシャルモデルが完成次第、あらためて選手の皆様にお届けいたします。また次回、完成したモデルやお届けの様子についてもご紹介していきます。

ぜひパトリックファンの皆様も、一緒に応援しましょう。お楽しみに!


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